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委員会名(部会名) |
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財務戦略委員会(会計制度・財務情報公開部会) |
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日時・場所 |
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2004年9月2日(木)18:00〜20:00KPMG丸の内オフィス 10F会議室 |
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テーマ |
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第3回
・部会運営方針・内容についての確認
・私立大学の情報公開の現状 調査報告
・海外大学ディスクローズ事例&先進大学海外向けディスクローズ状況 調査報告 |
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参加者 (講師・報告者名等) |
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永田勝利/ |
(学) 千葉工業大学 法人事務局次長【部会長】 |
神林 新/ |
東洋大学 経理部 部長【世話役】 |
黒石匡昭/ |
KPMGビジネスアシュアランス潟pブリックセクター事業部マネジャー【幹事】 |
辻 宏/ |
立教学院 立教大学 財務部副部長 |
藪田 洋/ |
青山学院 経理部経理課長 |
武石雅彦/ |
新光総合研究所 投資分析部・マネジャー |
黒瀬義機/ |
戸田建設株式会社 本社 財務部 管財課 |
伊井哲朗/ |
メリルリンチ日本証券(株) 本店営業部 |
植草茂樹/ |
新日本監査法人 公会計本部シニア |
見神 聡/ |
大和証券梶@公益法人部 次長 |
古川哲也/ |
住友信託銀行 法人業務部 次長(新規参加) |
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報告者 |
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(KPMG黒石幹事)部会運営方針・内容とりまとめ&年内スケジュール案 |
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(新光証券武石氏)現状の私大財務情報公開状況 調査報告 |
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(青山学院薮田氏)先進企業の英文財務諸表等海外向けディスクローズ状況 調査報告 |
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概要&コメント |
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・当部会のターゲットを明確化 |
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(1) |
情報公開ガイドライン(なにを・どのように)策定 |
(2) |
あるべきディスクローズ用会計基準の制定への提言 |
(3) |
財政シミュレーションソフト(簡易版)の開発 |
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* 補助金制度に過度に縛られることなく「あるべき」論をまとめたい
* 外部のヒトの立場から情報公開はなにを・どう「あるべき」か
=>あらためて「難しい」と感じるが、Tryすること決定。 |
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私立大学の情報公開の現状と認識あわせのための調査報告(武石氏)
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何らかの形で公開はしているが、HPでの公開はまだ20%程度と少なく、むしろダウン傾向(=情報公開に対する姿勢?) |
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入試関連情報(志願者/受験者/合格者/入学者等人員数)はバラバラでまとまりがない(=情報として不親切) |
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「定員割れ」情報公開に関しては非常にナーバス |
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共通フォーマットによる公開でない(=情報の利用者がみにくい |
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情報公開対象となる各種利害関係者の棚卸 |
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在学生、卒業生、受験生、父兄、債権者(金融機関)、取引企業、教職員、就職希望者、研究者、メディア、格付機関、他競合大学、国・・
=>民間の参加者に「どのような内容の情報を欲するか」洗出し宿題。 |
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先進大学英文財務諸表等ディスクローズ取り組み状況調査報告(薮田氏) |
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ICU、早稲田大、慶応大、立命館大につき報告 |
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結論として、内容、更新時期の点等で「国内版を英訳したもので手探り状態」という状況 |
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立教大辻氏より、雑誌記事の『企業の有価証券報告書にならい学校が知らせるべき情報リスト』をもとに具体的ディスクローズ項目の内容を検討すべきではないかと提案あり。
=>大学関係参加者にサンプルコンテンツ収集を宿題。 |
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国立大学会計基準の仕組みについてのレクチャー
->時間の都合で次回、新日本監査法人植草氏がレクチャー予定。 |
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次回、某A大学民間並財務諸表の試作・分析を中央青山監査法人日吉氏が発表報告予定。これにならい、学校関係者は自大学の民間並財務諸表を実際に作成し分析を試みる(11月、12月部会予定) |
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以上 |
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