私たちは、21世紀が平和で希望に満ちた世界でありたいと強く願っています。その願いを実現するのに重要なのは、人材とりわけ若者たちを育成することであり、それを担う大学等高等教育機関の責任と役割は極めて大きいものと考えます。 しかしながら、大学の現状は本来果たすべき教育研究サービスに関して、とかく供給側の論理にのみとどまり、結果として閉ざされた組織に陥りがちであるとの危惧を抱かざるを得ません。私たちは、世界が直面するさまざまな問題の解決に挑戦し続ける人材が大学から輩出されることを期待し、大学に風穴を開けて新しい風を吹き込む活動を展開していきたいと考えています。 「21世紀をリードする大学改革」という志を成就するために、大学関係者のみならず産業人等各界の多くの方々にもご参画・ご支援をお願いいたします。 特定非営利活動法人 大学経営協会　理事長 宮内義彦（オリックス株式会社　シニアチェアマン）