昨年の田中眞紀子前文部科学大臣の大学設置認可に関する問題は、社会的に大きな議論を呼び起こし、改めてわが国大学教育あり方を問われる契機となりました。大学の数か質かといった二者択一論に始まり、教育の本質論まで各界、各層に渡る関心事となりましたが、わが国では、ともすればこの種の議論は時間の経過と共に沈静化することは大変残念なことです。 そこで、改めてこの問題についてみなさまとの議論を深める機会として、このシンポジウムを開催いたしました。
「特別シンポジウム」概要